【お金の話】第7回:「セール」に飛びつくと後悔してしまうたった1つの理由

こんにちは、やすです。

これまでの6回の記事は、少し硬い内容でした。今回はコーヒーでも飲みながら、リラックスして読んでいただけるとうれしいです。

さて今回のテーマですが、あなたは「セール」という見出しに飛びついていませんか?

そんなあなたに贈りたい言葉は、

「価格」ではなく「価値を見る

です。

それでは一緒に考えていきましょう。

「セール」とは

元々の値段よりも安く売られていて、なんだか得した気分になりますよね。バーゲン、クリアランスセール、など他にも言い方は色々あると思いますが、買い物客にお得感を持たせますよね。

あなたもこれまで「セール」と聞いて、お得だと思って買ったことがあるのではないでしょうか。

なぜセール品を買ってしまうのか

「安いから」とか「お得だから」と考えてしまって、ついつい買ってしまうのがセール品の怖いところです。

なぜ買ってしまうのか、それはあなたが「価格」を判断の基準にしているからです。

例えば1個400円のお菓子が売られていたとします。そして明日までの期間限定で3個で1000円で売られていたとします。

あなたならお菓子を1個買いますか?それとも3個買いますか?

セールが好きな人はきっと3個買うのではないでしょうか。なぜなら1個あたり333円となり、1個単品で買うときの400円より安くなるから、とてもお得に感じるからです。

もしこのお菓子を以前に買って食べたことがあり、自分の好きな味だったとしたら3個買うのも良いかと思います。

ですが、そうでなければどうでしょうか。

1つ食べて見たけど美味しくない。そうすると残り2つは捨ててしまうか、他の人にあげてしまうかもしれませんね(自分が美味しくないと思ったお菓子を人にあげるのはどうかとも思いますが。。。)。

とすると、どうでしょう。結果的に1個1000円のお菓子を買ったことと同じになります。得したと思っていたのが、逆に損してしまいました。

別の例をあげましょう。

あなたは今、テレビを見ています。たまたまチャンネルを変えると、テレビショッピングを放送していました。すると、某有名メーカーの掃除機が今なら半額と叫んでいます。しかも半額セールは今から30分以内の注文に限るとも言っています。

今使っている掃除機は壊れてはいないけど、半額ってお得だな。。。

いずれの例も「価格」しか見ていないのです。

つまり「3個1000円で買ってお得だった」ことであなたは満足なのです。お菓子の味はどうでも良いのです。

すでに掃除機を持っているのに買ってしまうのは、「安く買えた」という行為への満足感を得ることがあなたのゴールだったのです。

ですから、ついつい「セール」と聞くと、必要でもないものを買ってしまい、後になって無駄な買い物してしまったと後悔するのです。

「セール」の言葉に惑わされないためには

ではどうしたら良いでしょうか。

それは

「価格」より「価値」を見るようにする

です。

あなたの価値観にそって判断すれば、買った後に後悔することが少なくなるはずです。

例えば、今あなたの目の前に1万円と10万円のベッドが売られていたとします。それぞれの特徴は、

1万円のベッドは

・価格が安い

・2〜3年使うと壊れる

・硬くて寝心地はそれほど良くない

10万円のベッドは

・価格が高い

・5年くらいは使える

・寝心地は最高

としたらどうでしょうか。

もしあなたが「値段が安いのが良い」という価値観を持っていれば、1万円のベッドを買うでしょう。

一方10万円のベッドはどうでしょう。確かに値段は高いです。

ですが、寝心地が最高なので夜ぐっすり眠れて朝スッキリと起きれます。すると健康にも良い影響があるでしょう。

そして朝スッキリ起きれるので、そのひ1日をエネルギッシュに過ごすことが出来ます。その結果、仕事の成果も上がるかもしれません。

また1万円のベッドより長い間使えるので、買い替えのためにお店まで見にいくという手間を少なくできるでしょう。

どちらのベットが良い悪いということではありません。あなたの価値観に合わせて判断すれば失敗することは少なくなるということです。

先の掃除機の例を価値観に当てはめてみましょう。

もし元の値段が10万円だったとして5万円であなたが買ったとすれば、あなたの掃除機に対する価値基準が5万円だったということです。

コードレスだから使いやすいな、ゴミの吸い込みが良さそう、形状がスタイリッシュだな、などを見て、これぐらいの機能を持っているなら5万円であれば妥当だなと判断しているわけですね。

ですから、決して半額になったから買ったというわけではないということです。つまり、セール品を買ったとしても、あなたは決して得したわけではありません

もしあなたが10万円の価値がある掃除機だと判断していれば、半額になる前に買っているはずですから。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

もう一度言います。

「価格」より「価値」で判断する

です。

先日、私は野菜の水切り機を500円で買いました。アマゾンで調べると有名ブランドメーカーのものだと数千円するものもありました。

まぁ、もしかしたら製品の耐久性は有名ブランドメーカーの方が良いかもしれません。

ですが、私は簡単な構造のプラスチック製品に数千円を支払うことは考えられませんでした。これも1つの価値観の例だと思います。

あなたも価値観を基準に選択をすると、後悔することが少なくなると思います。

家の中のものを見渡して見てください。あなたがそれを手にしたとき(買ったとき)、どのような価値基準を持っていましたか?

今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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