こんにちは、やすです。
あなたは普段生活していて会社の同僚、友達、家族などとお金について話すことはありますか?そういった機会はあまりないのではないかと思います。
そんなあなたの疑問、
- 日本人のお金の知識はどの程度なのか?
- 他の国と比べて日本人はお金の知識があるのか?
について一緒に見ていきましょう。
この記事を読むと、
日本人のお金の知識レベルと理由がわかる
という状態になれると思います。
それでは一緒に見ていきましょう。
日本人のお金知識レベルは低い
です。
具体的にデータを見ていきましょう。
12%
これは何の数字だと思いますか?
金融広報中央委員会の資料「金融リテラシー調査 2019年」からのデータで、金融知識に自信があると答えた日本人の割合です。
米国の76%と比べてかなり低い割合となっています。もちろん、それぞれの国の国民性も結果に大きく影響を与えていると思います(日本人は控えめですしね)。
それにしても、です。私もこの数字を初めて見たとき、こんなに差があるんだとびっくりしました。
というわけで、あなたか日頃感じていたことが数字でも示されたわけです。日本人のお金に対する知識は十分ではありません。
ではなぜ日本人のお金に対する知識が低いのか。それは2つの要因があると私は思っています。
これまで学校の授業でお金の学習をすることはなかったと思います。お金は大事に使いなさい、貯金して将来に備えなさいと親から言われたくらいではないでしょうか。
もちろん大学で経営や経済について専門的に学んだ方もいると思いますが、一般教養として国語や算数のようにお金の学習をする機会(カリキュラム)はなかったと思います。
これではお金の正しい知識が身につくわけがありません。
今年(2022年)の4月から高校でお金の学習がやっと始まったというところです。
あなたはこんなことを言ったり人から聞いたりしたことはありませんか?
「お金の話ばかりしていて意地汚いやつだな」
あなた自身が言われたことや、あなたが他人に対して感じたりしたことはありませんか?
スーパーで買い物をしている時に別のスーパーの方が5円やすいと言ったら奥様にせこいと言われたことはありませんか?
お昼を食べにいく同僚が選ぶお店がいつも立ち食い蕎麦屋で、あなたはケチなやつだなと思ったことはありませんか?
もしくは、あなたが何をするにもお金の話をするので、周りの人があきれているかもしれません。
でもよくよく考えてみてください。何に対してどの程度のお金を払うかは本来はその人の価値観によるものなのです。
300円の立ち食いそばであっても、有名店の2000円の蕎麦であっても、どちらを選んだとしても良し悪しはなく、その人の価値観によるものなのです。
お金は価値交換をするための手段でしかないのです。にもかかわらず、自分のお金に対する感情をお金の使い方の判断材料にしてしまっているのです。
そしてお金の話をすることを意地汚いと思ってしまっているわけですから、意地汚い人になるような行動をあなたがするわけがありません(意識的にも無意識的にも)。
結果、お金のことを考えないようになってしまっているのです。
羨ましいと思うということは、今のあなたが豪邸に住めるような資産状況ではないということですよね。
つまり、住みたいけど無理と考えているということです。そして無理だと思う理由は様々です。
あの豪邸に住んでいる人はきっと親から相続したから、会社の社長だから、宝くじに当たったから。
自分は稼ぎが少ないから豪邸を買うなんて無理、等々。
これらの理由は自分には豪邸に住むのは無理と最初から結論づけてしまい、その結論を正当化するために理由づけしているだけです。その結果、お金のことを考えないようにしているのです。
実際のところ、豪邸に住んでいるからといって必ずしも裕福かどうかはわかりません。多額の借金をしていて家計は火の車かもしれませんしね。
以上2つの例を挙げましたが、お金を遠ざけるマインドは他にもありますので、普段のお金に対する行動を見つめてみると良いと思います。
いかがでしたでしょうか。
- 日本人のお金に対する知識は少ない(マネーリテラシーが低い)
- 原因は教育とマインド
あなたが普段テレビやネットなどで接している情報や家族、友達などの話から、お金に関する知識を得ることがあると思います。
それらの情報は本当に正しいのでしょうか?
しっかりとお金について学習することで判断軸ができます。そしてその判断軸を使って見聞きした情報をより正確に判断することができるようになります。
流れている情報をそのまま受け入れていては本質がつかめません。
では現在の状況が分かったところで、あなたはこんな疑問が浮かんできたかもしれません。
お金のことを知るには何を学習したら良いの?
次回以降の記事で考えていきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。