【お金の話】第16回:ポイント目当てで買い物をしてはいけないたった1つの理由

こんにちは、やすです。

今回は普段のお買い物で見かける「ポイント」についての話です。

「ポイント」は多くのお店で提供されていますよね。

  • 昔から見かけるそのお店独自の紙のポイントカード
    → ハンコを押してもらって10個溜まったら特典がもらえる
  • 楽天ポイント·Tポイント·Pontaのようなあらゆる業種やお店で支払いをしたときにもらえるポイント
    → ここでは「電子ポイント」と呼びます

など、「ポイント」はもはやなくてはならない存在となっています。

そんな中で今回は電子ポイントを取り上げたいと思います。

あなたはAmazonや楽天などインターネット上で買い物をすることはありますか?

そこでこんなことを考えたことがあるかもしれません。

  • ポイントの付与率が高いけど、本当にオトクなのかな?

そうですね。確かにポイント付与率が高いと、お得な気分になってついつい購入してしまいますよね。

今回は、

電子ポイントの意味を知って、賢くお買い物ができるようになってほしい

という思いで解説します。

それではレッツゴー!

結論

  • 「比較」と「支払い金額」で判断する

はい、そうなんです。ポイントがどれだけもらえるかではなく、あなたがどれだけお金を支払っているかに注目してください。

理由

電子ポイントはあなたが支払ったお金が姿を変えただけです。

電子ポイントの付与のされ方や使い方によっては、逆に損するケースもあります。

具体例

例えばですが、

①価格10000円で電子ポイント10%

②価格9000円で電子ポイントなし

①の場合、商品への支払いは9000円で1000円分の電子ポイントを得ます。

そして1000円分の電子ポイントは次回以降の商品購入時に使えます。

②の場合は電子ポイントは付与されませんので、商品9000円の支払いのみです。

もう1つ例を見ていきましょう。

③価格10000円で電子ポイントなし

④価格10000円で電子ポイント10%

どちらも支払うお金は10000円です。

④は1000円分の電子ポイントが付与されますので、次回以降の商品購入時に使えます。

そして購入時にチェックしたいのが次の2点です。

比較

あなたが買おうとしている商品の価格を必ず2以上のお店で比較してください。

インターネットショッピングでしたら、例えばAmazonと楽天などです。

比較しないと、そもそも価格帯の感覚がわからないので、高価格で買ってしまうことになってしまう可能性があります。

まず支払い金額、次に電子ポイント

もう一度①と②のケースを思い出してください。

商品の価格はどちらも9000円になります。

しかし①の場合は1000円分が電子ポイントに置き換わっています。

この「置き換わっている」という点に気をつけなければなりません。

この電子ポイント1000(円)は、あなたが支払った1000円には変わりありません。

そして次の買い物でこの電子ポイント使えれば良いのですが、もし使わずに有効期限切れになってしまったら1000円損することになります。

結果、②の方が良かったということになります。

一方③と④のケースはどうでしょうか。

どちらを選んでも10000円を支払うことになり、電子ポイントが得られるかどうかに関係なく損はありません。

④で得られる電子ポイントは「オマケ」です。次回のお買い物で割引として使えば、ちょっと得した気分になれますね。

というわけで、まとめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

  • 比較と支払い金額で購入するかを判断する

これだけ世の中にポイントの仕組みが広まると、ポイントを貰わないと損した気分になりがちです。

しかしよくよく考えてみれば、ポイントはあなたが支払ったお金の中から分配されているわけです。

実質的にはキャッシュバックです。

そう考えると必ずしもポイントが得とは限らないことがわかると思います。

お店はお客さんにたくさん買い物をして欲しいと考えてます。

ポチッと購入ボタンをクリックする前に、本当に自分にとってお得なのかを考えてみましょう。

そしてこうして節約できたお金を、自己投資や投資信託などへの投資に回すことで、あなたの生活がより豊かなものになることを願っています。

毎日の学びがあなたの人生を豊かにします。
今日も一緒にコツコツ学んでいきましょう。

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